がん相談支援センターについて
当院では、肺がんをはじめとする呼吸器腫瘍、消化管・肝・胆・膵などの消化器腫瘍において、手術、放射線療法、薬物療法いずれにおいても多くの診療実績を有しています。
一方で、数多くのがん診療に伴い、「がんのことや治療について知りたい。」、「今後の療養や生活のことが心配。」など、患者・ご家族の皆さまから様々ながんに関する疑問、悩み、不安などのご相談を受けます。このような患者・ご家族の方々に寄り添って支援する窓口として、看護師や医療ソーシャルワーカー(社会福祉士)が主に相談として対応しております。
また、当センター内にがんサロンも設置し、患者・家族の方々が同じような病気を持つ人との交流を通じて、ご病気とうまく向き合い、自分らしい生活を過ごせるよう支援を行っております。
スタッフ全員、至誠一貫の思いを胸に、がんに関する様々な問題点を少しでも解消できるよう、お話を伺い、共に考え、情報の提供ができるようお手伝いをさせていただきます。
相談方法 | 対面相談、電話相談 医療ソーシャルワーカーや看護師が、がん患者さんやご家族からの相談に対応しています。 ※当院に受診していない方でもご相談可能です。 ※相談内容は、ご本人の了承なしに他者に(医療関係者も含む)伝えることはありません。 |
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電話番号 | 代表022-728-8000 「がん相談支援センターに」とお伝え下さい。 |
受付時間 | 平日 8:30~17:15(受付は16:00まで) ※相談室の使用状況により、お待ち頂く場合があります。 対面相談ではご予約が可能ですので、お問い合わせください。 |
相談料 | 無料 セカンドオピニオン外来除く |
当院では両立支援コーディネーターを配置し、治療と仕事の両立支援に取り組んでいます。
患者さん本人と、雇用する事業所が共同して作成した勤務情報提供書を持参していただければ、治療と仕事の両立に必要な情報を事業所宛に提供いたします。また、その後の状態をみながら引き続き療養に必要な指導を行っております。
治療と仕事の両立について相談希望の方は、相談員へお声がけください。
場所
次のような場合はご相談ください。
がんに関連する「不安」「悩み」「疑問」「つらい症状」など、どのような内容でも相談をお受けします。
よくある相談例
- どんな治療方法があるのか知りたい。
→いろいろな治療方法の情報を収集できるホームページや資料を紹介します。
→主治医とは別の医師からの説明を希望する場合には、セカンドオピニオンの利用について紹介します。 - 医療費の支払いやこれからの生活が不安だ。
→利用可能な医療費助成制度をご案内します。
→介護保険や在宅療養に携わる地域の医師・訪問看護等のご案内をします。 - 緩和ケアはどこで受けることができますか。
→当院で治療を受けている場合は、院内の緩和ケアチームが対応いたします。
→緩和ケアに専念したい場合は、緩和ケア病棟のある病院や受診方法をご案内いたします。