採用情報
>消化器外科 専攻医募集について
募集人数 | 若干名 |
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試験内容 | 面接、口頭試問 |
身分・待遇 | 一般財団法人厚生会規程による(詳細は相談) |
募集期間 | 随時 |
対象 | 卒後3-10年目 初期研修修了後あるいは令和5年度修了見込み |
仙台厚生病院 消化器外科
外科専門医8名(指導医2名)
消化器外科専門医7名(指導医4名)
内視鏡外科技術認定2名(胃1名、大腸1名)
日本肝胆膵外科学会 肝胆膵外科高度技能医2名(指導医1名)
消化器外科では、専攻医・医師を募集しています。
初期研修を修了し、外科医を志す研修医、外科専門医を取得後、本格的に消化器外科に進もうとしている専攻医(卒後3-10年目)が対象です。
当院は、東北大学病院の外科専門研修プログラムの連携病院となっており、当院で研修を希望する専攻医は東北大学病院のプログラムに所属することになります。(入局をしない選択も可能です)
専攻医であっても、夜間や休日は当番制のため、交代で休みが確保できますが、年間120-170例程度の執刀症例を経験することが可能です。
外科専門医を取得後は、個人のキャリア、スキルに応じて消化器外科専門医、内視鏡外科技術認定医、肝胆膵高度技能医の修練も可能です。
当科は地域でも高い信頼を得ており紹介症例も多く、数多くの手術を行なっております
手術に携わる医療スタッフ(麻酔科・看護師など)の関係もよく、ストレスなく手術に集中することが可能です。
現在、建築中の新病院へ令和6年春移転を予定しており、令和6年度からは新しい病院で働くことなります。
スタッフ一同、意欲のある若手医師の皆様からのご応募をお待ちしております。
診療科概要
外科医として、‘本物の力’を身につけることができます。
「良い手術を見て、まず、それを真似ていくこと」、外科医としての力量は若いときに見た手術の質と経験手術数によって決まるといっても過言ではありません。逃げの手術しか見たことのない外科医は、結局、攻める手術を行うようにはなれません。当院の消化器外科では手術適応、術後QOLを十分に考慮しつつ、良質の手術、攻める手術を提供することを目指し、実践しています。
専攻医の手術の習得は、ヘルニア、胆嚢摘出術、そして消化管穿孔などの腹部救急疾患から始めていただきます。近年はヘルニア手術、胆嚢摘出術も殆どが腹腔鏡下手術であり、腹腔鏡手術のお作法、基本的な手技を一から学びます。その後、大腸癌、胃癌に対する定型的な手術を助手として学び始め、胃、大腸手術の術者へと経験を積んでいきます。
術者の力量、経験がその治療成績に顕著に反映される肝胆膵領域の悪性腫瘍手術が豊富なことも、当院消化器外科の特徴です。肝胆膵外科学会高度技能医と指導医が中心となり、年間100例近くの肝胆膵悪性腫瘍手術を行っています。チームの一員として高難易度肝胆膵手術を経験することにより、術前の準備から繊細な手術、緻密な術後管理まで、消化器外科医の醍醐味の一端を味わうことができるでしょう。
さらに、当院は全国有数の心臓血管センターを有するため、冠動脈ステント留置例、TAVI後、EVAR後など、心血管系疾患の術後あるいは心血管系に重篤な合併症を有する症例の手術が稀ではありません。麻酔科、循環器内科との密接な連携の下、他の施設ではなかなか経験することのできない術中術後管理のテクニックを習得することができます。
全国レベルの専門医が揃う消化器内科、病理医と連携し、東北にとどまらず日本有数の消化器センターを目指して日々邁進しています。スペシャリストを目指す、意欲ある若い研修医の皆さん、ぜひ一度、仙台厚生病院の消化器外科を見に来てください。
研修の目的
消化器外科学の基礎を身につけ、広い視野で疾患をとらえる目を養うとともに、外科医としての人間性と卓越した手術技術を身につけること。
一般目標
- 術前検討会に参加して治療方針の決定に携わり、指導医とともに患者の接遇、治療に参加する。
- 医の倫理に配慮し、外科診療を行う上での適切な態度と習慣を身に付け、外科の臨床的判断能力と問題解決能力を修得する。
- 指導医の指導のもとに手術を行い、外科的基本手技を修得する。
- 高難度手術、術前合併症を有する手術に参加し、積極的に術後管理を行うことによって、より専門性の高い消化器外科の一端を体験する
行動目標
外科的基本手技と外科学に対する基本的な考え方を体得します。専攻医は責任を持って担当医として患者と接し、指導医の指導の下に手術を含めた外科治療を担当します。グループ診療を行うことにより、すべての外科患者の周術期管理に参加して、あらゆる状況、合併症に対処できる知識、技術を身につけます。
外科学会専門医の資格取得を最初の目標とし、さらに研鑽を積むことで消化器外科学会専門医、内視鏡外科技術認定医、肝胆膵外科学会高度技能医などのサブスペシャリティー資格も取得することが可能となります。
研修概要
専攻医は指導医の下で病棟診療を担当します。消化器内科と連携し,消化器疾患全般の診察法(病歴聴取、理学所見、カルテ記載等)、検査方法(レントゲン検査、内視鏡検査、超音波検査等)、治療法(消化器一般外科手術、インターベンション等)を学びます。毎週月曜日に開催する消化器内科との合同カンファランスに参加し、手術適応の判断、手術術式の選択についての考え方を学びます。毎週火曜日には病棟スタッフとのミーティング、毎週金曜日には消化器外科のミーティングがあり、抄読会や症例検討会を通して消化器外科疾患のプレゼンテーションを理解します。研究会、学会にも積極的に参加し研究発表の基礎を学びます。手術は入門的外科手術(ヘルニア手術、虫垂炎手術など)から中難易度手術(胃切除術、大腸切除術など)まで、指導医の下で技量に応じて段階的に執刀を行います。技術や考え方が向上すれば、肝切除術や膵切除術、胆道手術、腹腔鏡下胃、大腸切除術なども力量に応じて執刀していただきます。
週間スケジュール
午前 | 午後 | |
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月 | 消化器外科内科合同カンファレンス 病棟回診 手術 |
手術 病棟回診 |
火 | 病棟回診 手術 |
手術 病棟回診 病棟スタッフミーティング |
水 | 病棟回診 手術 |
手術 病棟回診 |
木 | 消化器外科内科合同カンファレンス 外来 病棟回診 手術 |
手術 病棟回診 病棟スタッフミーティング |
金 | 消化器外科抄読会 症例検討会 病棟回診 手術 |
手術 病棟回診 |
専門医等取得関連
- 日本外科学会専門医
- 日本消化器外科学会専門医
- 日本消化器病学会専門医
- 日本内視鏡外科学会技術認定医
- 日本肝胆膵外科学会高度技能医
施設認定
- 日本外科学会専門医制度認定施設
- 日本消化器外科学会専門医制度関連施設
- 日本消化器病学会専門医制度認定施設
- 日本肝胆膵外科学会高度技能医修練施設A