仙台厚生病院
杜の都の次世代型先進病院を目指して

2024年5月、仙台厚生病院が市中心部に移転しました

仙台市中心部(雨宮地区、東北大学農学部跡地)に、現在の3倍の敷地面積を確保。商業施設の隣接も予定され、利便性が向上。

理事長挨拶

 当院は1943年、東北帝国大学抗酸菌病研究所の支援施設として、現在の地に開設されました。当初は結核治療を主たる目的としておりましたが、およそ半世紀後の1996年には、心臓病、がんなど現代日本の代表的疾患の専門治療を提供する施設として、現建物への建て替え、再出発が行われました。その後、「選択と集中」という基本方針の下、心臓血管・呼吸器・消化器の3センターへ医療資源を集中し、宮城県はもとより、東北全域の患者さんへの高度専門治療・救急医療を24時間体制で提供する地域医療支援病院として活動してまいりました。

 しかしながら、加速する医学の進歩、増える一方の患者数、救急車受入数に対応することが次第に困難となり、より大きなスペースを求めて、2021年7月から新病院建設に着手しました。新病院となっても病床数(409床)や診療科目は現在と変わりませんが、敷地は現在地の約3倍、延べ床面積は約1.5倍で、全室個室化(半数超は無差額個室)を図り、患者さん向け駐車場は400台余を確保しました。
 その新病院建設のコンセプトは「杜の都の次世代型先進病院」です。これを機に全職員、さらに士気を高め、一層皆様のご期待に沿えるよう努力してまいります。

仙台厚生病院理事長
目黒 泰一郎

新病院移転のお知らせ

  • 2024年5月 開院
  • 住所・・・仙台市青葉区堤通雨宮町1番20号
  • 敷地面積41,262㎡(現在の約3倍)
    延べ床面積46,296㎡(現在の1.6倍)
  • 地上9階建て・エネルギーセンター棟併設・・・杜の都に調和する外観
  • 特殊な感染症に対応するアイソレート室を整備
  • 救急受け入れ態勢の充実・・・屋上型ヘリポート、シャッター付き屋内救急車受け入れヤードの導入
  • リハビリ訓練施設の充実・・・直線で50mの空間を確保
  • 防災体制の充実・・・火災時の安全確保に配慮した設計、全館免震構造、電力・ガス・水道の途絶時3日間対応可
交通アクセス
バス: 仙台市営 上杉二丁目、堤通雨宮町 徒歩数分
宮城交通 上杉六丁目

地下鉄:南北線 北四番丁駅(北1出口)より徒歩6分

JR:仙台駅よりタクシーで10分

車:一般駐車場402台(現在の約2倍)完備

※ 409床完全個室化・過半数は無料個室です!
・・・「集中治療室」や「重症室」も無料個室です。
・・・居住性の向上、プライベートな環境の確保、感染リスクの低減等、多くのメリットがあります。