コース・オプション
人間ドック コースの内容
感染対策のため時間差を設けて受付しています。受付時間はこちらで指定させていただきます。
生活習慣病やがんの早期発見のため、健診の最も基本となる検査を行うコースです。検査は午前中で終了しますので、お忙しい方にも気軽に受けていただけます。
- 実施日:月曜日~金曜日(祝日を除く)
- 受付:8:00~13:00
- 所要時間:3~5時間程度
標準コースに胃内視鏡検査、CT検査(肺がん検診、内臓脂肪測定)、インスリン測定や腫瘍マーカー(CEA、AFP、CA19-9、PSA〔男性〕、CA125〔女性〕)の採血を加え、充実した健診を受けたい方にお勧めのコースです。
- 実施日:月曜日~金曜日(祝日を除く)
- 受付:8:00~13:00
- 所要時間:4~5時間程度
充実コースに脳MRI・MRA検査と頚動脈エコー検査、心臓エコー検査、脈波測定、ホルター心電図(長時間心電図)および簡易睡眠時無呼吸検査を加えた、2日間の通院コースです。
生活習慣病の重大な合併症は、脳梗塞などの脳卒中、心筋梗塞などの心疾患です。これらの病気がご家族に多い方や、心配されている方にお勧めのコースです。
- 実施日:連続する2日間
(1日目が金曜日の場合、2日目は月曜日)(祝日は除く) - 受付:8:00(1日目)、9:30~10:30(2日目)
- 終了予定:1日目 16:00頃、2日目 受付から2時間程度
人間ドック オプションの内容
※オプション検査は予約が必要です。
ご予約の際には、お申込みのお忘れがないようご注意ください。
特に50歳以上の方や40歳以上で喫煙される方にお勧めします。
肺活量などを測定することにより、呼吸機能をしらべます。息切れが気になる方、喫煙歴のある方にお勧めします。
痰に混じった細胞を顕微鏡で観察し、がん細胞の有無を調べる検査です。
尿中の細胞を顕微鏡で観察し、悪性の細胞の有無を調べる検査です。主に膀胱がんや腎盂・尿管がんの診断に用いられます。
腫瘍には多くの種類があり、なかには特異的な物質を生産するものがあります。その物質のうち、主として血液で測定可能なものを腫瘍マーカーと呼んでいます。
CEA | 主に消化器系のがんや肺がん | 1,650円(税込) |
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AFP | 主に肝臓がん | 1,650円(税込) |
CA19-9 | 主に膵臓がんや胆道がん | 2,090円(税込) |
PSA | 男性:前立腺がん | 1,980円(税込) |
CA125 | 女性:主として卵巣がんや子宮がん | 2,200円(税込) |
がんリスク評価(AICS)と生活習慣病リスク(糖尿病リスク)評価(AILS)を実施します。
アミノインデックスリスクスクリーニング検査(AIRS)とは、血液中のアミノ酸濃度を測定し、健康な人とがんや糖尿病になった人のバランスの違いを統計的に解析することで、がんであるリスク(AICS)や糖尿病や脳卒中・心筋梗塞の発症リスク(AILS)を予測する検査です。男性はPSA検査、女性はマンモグラフィ検査と子宮がん検診を受診した上での実施をお勧めします。
- 男性AICS(5種)
- 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、前立腺がん
- 女性AICS(6種)
- 胃がん、肺がん、大腸がん、膵臓がん、乳がん、子宮・卵巣がん(※)
子宮・卵巣がんについては、子宮頸がん・子宮体がん・卵巣がんのいずれかのがんであるリスクについての予想で、それぞれのがんのリスクの予想ではありません。
- 生活習慣病リスク(AILS)
- 4年以内に糖尿病を発症するリスク(※)、血中アミノ酸濃度レベル 10年以内に脳卒中・心筋梗塞を発症するリスク
すでに糖尿病と診断されている方は参考値報告となります。
食道・胃・十二指腸を内視鏡で観察します。医師の判断で必要に応じ、病理組織検査(保険診療)も行います。当日、医師・看護師とご相談の上、鎮静剤(オプション)や経鼻内視鏡検査も可能です。
鎮静剤(内視鏡検査時) 2,200円(税込)
内視鏡検査が苦手な方など、少しリラックスして検査を受けていただけます。(個人差あり)
鎮静剤を使用した場合には検査終了時間が遅くなる場合があります。また、鎮静剤を使用した日はお車などの乗り物の運転はできません
70歳以上の方については、鎮静剤の影響が強く現れ、体に負担がかかる可能性があるため、原則鎮静剤を使用しない検査となります。
胃粘膜の萎縮の程度を測ります。萎縮が進行すると胃がんが発生しやすいと言われており、その意味で胃がんの発生リスクを測る目安となります。
エックス線を使った乳房の画像診断です。しこりとして感じる前のがん、あるいはしこりにならずに石灰化しているがんを調べることができます。
撮影は、女性の検査技師が担当します。40歳以上の方にお勧めします。
ペースメーカー装着、豊胸手術を行っている方は、破損などの危険を伴う恐れがありますので、当院での検診は実施しておりません。
マンモグラフィーの3D撮影を行います。(マンモグラフィとあわせて実施のみ。合計9,350円(税込))
痛みや被爆なしで乳腺内のしこりを調べることができます。微細石灰化は発見しにくいためマンモグラフィとの併用が原則です。(マンモグラフィとあわせて実施のみ。合計11,000円(税込))
予約枠が少ないためご希望の際はお早めにお申し込み下さい。ただし、40歳未満の方は単独受診可。
子宮頸部細胞診と経膣エコー検査、内診を行います。子宮がんのみでなく、その他の子宮や卵巣の病気も発見できます。
子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルスを検出します。
子宮がん検診をお受けいただく方のみ対象の検査です。
骨密度の測定により、骨粗しょう症を発見します。
体脂肪率や部位別の筋肉量などを測定します。体型に合わせた24種類の運動メニューを提供します。
むし歯や歯周病は感染症であると同時に、生活習慣病としての側面もある他因子性疾患です。歯の健康(むし歯菌・酸性度・緩衝能)、歯ぐきの健康(白血球・タンパク質)、口腔清潔度(アンモニア)を唾液を用いて簡単に検査をすることができます。
「食物系」「吸入系」「その他」の代表的アレルゲン計39種の血液中の抗体を調べます。
自覚症状のない比較的若い方(50歳代~)向けの認知機能チェック。現在の記憶力を10分間の対話式テストで統計的に評価します。
造影剤を使用しないで心臓の動脈(冠動脈)が抽出できます。
また、心機能についても、心臓エコー検査と組み合わせることで、より詳細な評価が可能になります。心臓MRI検査は一度の検査で両者がわかる検査法です。
【注意】
- ステント留置されている方は対象外です
- ペースメーカーのある方は検査できません
- 胸部に刺青のある方は検査できません
当院の人間ドックで実施する大腸検査は、下記の3種類となります。
肛門から内視鏡(先端に高性能カメラがついた細いチューブ)を挿入して大腸全体(直腸から盲腸まで)を観察する検査です。鎮静剤(オプション)を使用した苦しくない検査も行っています。ただし、鎮静剤を使用した日は車などの乗り物の運転はできません。
- 70歳以上の方については、鎮静剤の影響が強く現れ、体に負担がかかる可能性があるため、原則鎮静剤を使用しない検査となります。
- 鎮静剤使用する場合は別料金で2,200円(税込)いただきます。
肛門から炭酸ガスを注入し大腸を拡張させ、最新のCT装置で撮影する検査です。大腸の立体的な3次元画像を作成できるため、大腸がんや大腸ポリープを見つけることができます。
大腸内視鏡検査と比較して少ない下剤でも検査が可能です。また、検査中の痛みを感じることが少ないため、鎮静剤を使用せずに検査が行えます。
カプセル型の内視鏡を水分と一緒に飲んでいただき、カプセルが通過しながら、大腸の内部の写真を撮影していく検査です。他の大腸検査と比較して下剤を多く飲む必要はありますが、大腸にガスを注入しないため、検査中のおなかの張りがありません。また、肛門からは何も挿入しないため恥ずかしさもありません。
大腸検査の実施については、人間ドック受診当日の「医師との面談」で決定します。
- 「人間ドックでのオプション検査」と「保険診療での検査」
大腸検査を希望される方の「症状(高度の便秘や血便など)」や「既往歴」などをもとに医師が面談で確認し、保険診療に該当するか人間ドックのオプションで検査をするか判断します。- 人間ドックでのオプション検査……医師面談後に検査日を決定
- 保険診療(保険証を使用)での検査……人間ドック終了後もしくは後日、消化器内科外来を受診して検査日を予約
- 大腸検査の実施日
人間ドック受診当日には、大腸検査は行いません。上記(1)の理由の他に大腸検査の前処置として、強い下剤を使用して腸内をきれいにする必要があり、その準備におおよそ半日を必要とするためです。