お知らせ
ドクターインタビュー
技術の上に成り立つ処置で
「辛くない検査」を
基本情報
診療科について
消化器内科では上部消化管(食道・胃・十二指腸)、小腸、大腸の全消化管と胆嚢・胆管や膵臓の検査や治療行っております。特に胃や大腸の早期がんの診断や高難度の病変を含めた早期がんの内視鏡治療(内視鏡的粘膜下層剥離術:ESD)を数多く施行しています。当科では内視鏡治療が可能な段階でがんを発見するために内視鏡機器を一新し、拡大機能や特殊な光(NBI)を用いた最新で精度の高い検査を実施しています。また積極的に安定剤や経鼻内視鏡を用いて患者さんにとって安全で苦痛の少ない検査を提供しています。さらに飲み込むだけの小腸・大腸カプセル内視鏡や内視鏡の不要な大腸CT(仮想内視鏡)検査も導入しています。
小腸は非常に長く従来は検査が困難な領域でしたが、カプセル内視鏡やバルーン内視鏡といち早く導入し、小腸の診断と治療数は日本有数です。
また胃や大腸の他小腸を含めたすべての消化管出血の治療を数多く受け入れています。
さらに診断や治療が難しい胆道・膵臓疾患に数多く取り組み、超音波内視鏡下穿刺吸引法などの最新の検査・治療を用いて診療を行っています。
内視鏡検査は通常検査5ブースと透視下でのバルーン小腸内視鏡とERCP(内視鏡的逆行性膵胆管造影検査)用1ブースの全6ブースにて施行しております。
全ブースとも最新のNBI(特殊光による早期癌の診断)、Water Jet(送水装置)、二酸化炭素の送気装置を装備し、早期がんの診断や内視鏡治療、消化管出血の内視鏡的止血術に対応しております。
リカバリールームも完備しており、鎮静剤投与も可能で、安心・安全で苦痛の少ない医療を提供しております。
また内視鏡と超音波を組み合わせた超音波内視鏡で粘膜下腫瘍や膵がんなどを診断する超音波内視鏡下穿刺吸引法も積極的に施行し、消化管腫瘍や胆道・膵臓の治療に役立てています。
消化器内科で扱う主な症例
- 食道疾患
- 食道がん、逆流性食道炎、食道静脈瘤、食道粘膜下腫瘍
- 胃十二指腸疾患
- 胃がん、胃ポリープ、胃粘膜下腫瘍、悪性リンパ腫、胃十二指腸潰瘍、
急性胃炎、慢性胃炎、乳頭部腫瘍 - 大腸・小腸疾患
- 大腸がん、大腸ポリープ、潰瘍性大腸炎、虚血性大腸炎、クローン病、
小腸腫瘍、大腸憩室症、小腸炎症疾患 - 胆道疾患
- 胆嚢結石、総胆管結石、閉塞性黄疸、胆管がん、胆嚢がん、胆嚢ポリープ、
胆管腫瘍、急性胆嚢炎、急性胆管炎 - 膵臓疾患
- 急性膵炎、慢性膵炎、膵がん、膵腫瘍
- 肝疾患
- 肝細胞がん、ウイルス性肝炎、脂肪性肝障害、自己免疫性肝炎、
原発性胆汁性肝硬変、薬物性肝障害、肝硬変、急性肝炎、肝腫瘍
治療実績と症例数
全内視鏡検査数
グループ別検査数
消化管治療内訳
胆膵治療内訳