循環器内科・不整脈科 採用情報
循環器内科医募集について
国内屈指のハイボリュームセンターで一流の循環器内科専門医を目指しませんか!
<専攻医の場合>
当院は内科専門医の基幹施設ですので、将来、循環器内科を専門としたいと希望している医師3年目以降の専攻医を積極的に受け入れています。循環器内科に没頭できる濃密な専攻医研修を行うことができます。一方で、オンオフのメリハリがありますので時間外に病院から呼び出されることはなくプライベートな時間をしっかり確保することが可能です。
専攻医3年間のうち、はじめの1年間は4ヶ月毎にチームをローテーションし循環器領域への理解を深めてもらいます。続いて2年目は院外の研修を一年間行ないます。関連病院での循環器内科研修を行う他に、脳血管内科、腎臓内科などの連携病院の中から先生方の希望を反映できるようなカリキュラムを各々作成します。これは専攻医一年目の間に、先輩医師と相談しながら考えていきます。最後の1年はローテーションの残りのチームを回り、最後の数ヶ月は希望のチームでの研修を行っていただくようなコースを想定しています。
<後期研修、専攻医を終えた医師6年目以降の場合>
”ジェネラリストコース“と”スペシャリストコース“の選択が可能です。
ジェネラリストコースは、総合循環器内科医を目指す方に適したコースです。つまり、すべてのチームを4ヶ月毎にローテーションして広範囲に経験を積んでいただき循環器内科ジェネラリストを目指すコースです
スペシャリストコースは、特定のチームに集中的に所属して専門分野を学ぶコースです。例えば、『SHDだけを勉強したい!』というのであれば、そのチームに所属していただければよいですし、SHDにはエコーも大事だから、心不全&エコーチームも半年は研修したい、というのも可能です。オーダーメイド感覚でご希望に沿ってチームを選択していただきたいと思います
診療科の特徴
多くの症例を経験することができます
心臓カテーテル検査は年間約4,000件、PCIは約1,000件あり、多くの症例を行っています。心臓カテーテルは、早期に指導医の管理下で開始することができます。
若手医師でカテーテル検査が全く初めての場合は、まず1~2ヶ月の間は橈骨動脈穿刺に専念します。50例橈骨動脈穿刺のみ行い、十分に習得した後にCAG(coronary angiography、冠動脈造影検査)に取り組みます。トレーニング初期は上級者の監督のもとで優先的、集中的に検査を行います。1日10件前後のCAGが行われていて、1日3〜4件こなすことで効率的な技術習得が可能です。豊富な症例数(年間CAG件数は約4000件)のため、最初の1年間で約200件の件数をこなすことが可能です。すべてのカテーテル操作の基本はCAGにあるというのが、当科の基本理念です。末梢血管治療やSHDインターベンションなど専門治療を目指すにせよ、まずはCAGの習得が求められます。特に経橈骨動脈アプローチによるPCIは、ガイディングカテーテル操作が大きな割合を占め、その基本はやはりCAGにあります。
CAGの研修を半年ほど行うと100件ほどに到達します。このころからPCIの術者を難易度の低い症例から取り組みます。上級医の指導のもとで各個人の習熟度にあわせて経験をしていきます。救急当番や当直帯に来院した患者さんを主治医として担当し、PCIも術者として行います。
日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)の認定医となるには、100例のPCIが求められていますが、これは当院では関連施設での研修も含めて後期研修開始後2年前後で到達可能な症例数です。
循環器内科2人で当直します。重症患者を担当中でも自分の生活を維持できます
普段は、上級医と下級医の2名体制で循環器内科当直を行います。土日祝日の日中に限り循環器内科3名です。月3回前後の当直業務をおこないます。当直は緊急PCIを含め、院内全ての患者さんを対応します。従って、当直でない場合は、病院から連絡がくることはありませんのでオンとオフのメリハリをつけることができます。当直でない日は、自分の時間を取ることができます。
夏休みは5日間、冬休みは3日間取得可能で必ず消化するようにしています。また、代理体制が非常にしっかりしているので、体調不良の際には遠慮なく休暇をとることが出来ます。
医師の出身大学はばらばら、学閥は全くなく自由な雰囲気で研修できます
現在、在籍している医師の出身大学
東北大学、秋田大学、金沢医科大学、自治医科大学、群馬大学、札幌医科大学、筑波大学、防衛医科大学、信州大学、獨協医科大学、浜松医科大学、弘前大学、富山大、和歌山県立医科大学、杏林大学
募集人数 | 若干名 途中採用可です。 |
---|---|
選考基準 | 40歳くらいまでの循環器内科医 循環器内科医を目指す医師、専攻医も大歓迎です。 |
身分・待遇 | 一般財団法人厚生会規程による(詳細は相談) |
担当者 | 循環器内科 科長 多田 憲生 見学も随時受け付けています。まずはお気軽にお問い合わせください。 |
問合せ先 | 仙台厚生病院 労務課 TEL(直通): 022-728-8200(土日祝日を除く9:00~16:00)/FAX:022-728-8005 E-mail:info@sendai-kousei-hospital.jp |
5つの専門分野によるチームについて
⼼臓⾎管センター循環器内科、不整脈科では医師募集中です。我々は、下記の5つの専門分野によるチーム制を敷いています。
皆、いずれかのチームに属し、それぞれの専門領域の治療に携わります。ただし、通常の心不全管理やPCI、ペースメーカーなどの一般循環器内科領域は全員が担当しています。PCIチームが専門としているのは、慢性完全閉塞(CTO)などの特別なPCIであり、ペースメーカーにおいても不整脈チームが専門とするのは、ICDやCRTなどのハイパワーデバイスです。それぞれの専門家がチームリーダーとして専門治療を統括しています。それぞれが症例数が多いだけでなく、先進医療の施設認定を広くカバーし、国内最先端治療のほとんどを当院で経験することができます。
その他にも、心臓リハビリ、救急集中治療、画像診断など、どのような専門分野であっても対応できます。そのため、ある程度経験を積んでご活躍している医師であっても、豊富な症例を受け持つことによって、さらなる⾶躍を実現していただけるものと思います。
PCIチーム
技術、デバイスともに成熟期を迎えておりますPCIではありますが、近年提唱されておりますAppropriate PCIの概念が浸透してきており、虚血評価に基づいたPCIへのプロセスが重視されるようになってきています。また、ガイドラインにてルーチンのフォローアップCAGが推奨されなくなったこともあり、全国的に待機的PCIの件数が減少する傾向となっていますが、一方でACSは減ってはおらずPCIの重要性は依然として変わっていないと言うことにみなさん異論は無いことと思います。
そのような情勢の中、当院でのPCI件数は過去十数年にわたり東日本でも屈指の症例数となっておりますが、全国の流れと同様、減少傾向にあります。2020年は近年で初めて1000件を下回りました。しかし、減少幅自体はそれほど大きくなく、むしろ考えようによっては現在に至るまで適正なPCIができていたのではないかと考えております。
当院でのPCIはSimple、Safely、かつSpeedyに行うことをスタッフ皆が共有しており、特にACS症例に対してはチームにかかわらず一定水準以上の治療が全員可能です。専攻医の先生方は穿刺、CAGと段階を踏んでからPCIへ移行するという十分なサポート体制となっており、前述したように待機症例が減少している中であってもなお十分な症例があり、入職半年程度でオペレーターとなることができます。また、待機的に行われたCAGについては通常ad-hocとはせず、その日のシネカンファランスにて治療の適応が決定されます。それゆえストラテジーを上級医と十分に練り、PCIへ臨むことができることも当院の特徴と言えるかと思います。
複雑病変へのPCIになりますが、特殊デバイスついては現在Rotablator、OAS、Excimer Laserが常時使用可能であり、CTO症例は年40-50件程度、またショック患者へのIMPELLAを含む補助循環下での血行再建など、PCIに関わる手技としてはほとんど網羅できる環境にあります。PCIが成熟したといわれる昨今ではありますが、技術・メンタルに上限はなく、日々アップグレードしながら自己研鑽に努めることが重要と考えております。また、臨床研究や治験への参加を積極的に行っており最新の知見に触れることが可能です。それゆえ、ある程度症例を経験された先生がいらしても、多くの症例を通じて共に学んでいただけることが十分にあるのではないかと思います。
PCIがうまくなりたい先生方をお待ちしております。
本多 卓
伊澤 毅
本田 晋太郎
専行医2年目 PCIチームにローテーションできている小菅 桃 先生にインタビューしました。
私は2018年山形大学卒で、初期研修を福島県で行いました。
当院に来た初めは、循環器を志してはいるもののカテを自分で触ったことがなかった状態でした。
東北随一のハイボリュームセンターである当院であれば、たくさんの症例に巡り合えるかと考え、文字通りカテの右も左もわからない状態で飛び込ませていただきました。それからは先生方の温かいご指導の下、一つずつ勉強させていただいている今日この頃です。初めは動脈穿刺から、CAG、今では比較的易しい症例のPCIは第一術者で担当するまでになりました。このような初学者であっても手技のかなりの部分を主体で行わせていただけますが、常に側で上級医の先生のバックアップや手技後のフィードバックがある安心体制です。
これも当院ならではの潤沢な症例数、豊富な人材があるからこそだと考えております。
循環器に少しでも興味のある先生方、ぜひ当院で研鑽を積まれてはいかがでしょうか。見学、Web面談、いつでもお待ちしております。
小菅 桃
不整脈チーム
循環器領域の中でも不整脈領域は近年めざましい発展をとげ、これまでは難治性であった不整脈も根治可能な時代になってきました。心内心電図だけで診断がついていた時代と異なり、3Dマッピングシステムを使用する事で難治性の不整脈も実際に可視化する事が可能となり、初学者でも分かりやすくなっています。
しかしながら、不整脈関連の医療技術は普及したとは言い難く、研修医の段階から最先端の治療に触れ、技術を学ぶことが出来る医療施設は限られています。
当院心臓血管センター循環器内科・不整脈部門では心臓電気生理学的検査、カテーテルアブレーション、永久ペースメーカー植込み、植込み型除細動器(ICD)植込み、両室ペーシング機能付き植込み型除細動器(CRT-D)植込みなど、全ての不整脈治療を経験できる体制にあります。カテーテルアブレーションに関して言えば、現在国内で使用できる3種類の3Dマッピングシステムは全て使用可能な状態であり、個々の症例に応じて選択することで最適な治療が出来る環境が整っています。
症例数としてはカテーテルアブレーション年間約500例、ペースメーカー植込み年間約180例、両心室ペースメーカー及び植込み型除細動器植込み年間約50例と全国でも有数の症例数を誇っています。従って、当院で研修を受ければ、短期間でも集中的に多くの不整脈症例を経験可能です。
不整脈治療は非常に専門性の高い分野でありますが、院内で全ての不整脈診療を完結出来る仙台厚生病院で質の高い医療に参加すれば医師としての視野が広がり、患者に適切な医療を提供する上で選択肢の幅が広がることと思います。興味のある先生、短期間の研修からでも大丈夫ですので、是非一緒に仕事をしましょう。お待ちしております。
山下 賢之介
不整脈チームで研修した専行医3年目 杉村 和宣先生にインタビューしました。
仙台厚生病院 循環器内科 後期研修プログラムで2021年4月から7月まで4ヶ月間 不整脈チームをローテートさせていただきました。不整脈チームでは月40-50件程度のカテーテルアブレーション、月10件程度のICDやCRT-D等のハイパワーデバイス植え込みを扱っており、豊富な症例を経験できます。カテーテルアブレーションの症例は、心房細動、心房粗動、発作性上室性頻拍、心房頻拍などの上室性不整脈のみならず、心室頻拍の症例も多岐に渡り勉強する事が出来ます。また、不整脈診療だけでなく、日勤や当直帯で待機的/緊急PCIも行え、幅広く循環器診療が行えるのも強みかと思います。当然、業務量は多くなると思われるかもしれませんが、不整脈チーム専属クラークのサポートのおかげで、臨床業務に専念する事が出来ます。不整脈チームに在籍する臨床工学技士のレベルは高く、心内心電図の勉強をさせてもらえますし、診療看護師(NP)からは術中、術後管理について学ばせて頂きました。
手技面では、4ヶ月の研修の間に、電極カテーテルの留置に始まり、心房粗動・WPW症候群・発作性上室性頻拍症の治療のみならず、両側肺静脈隔離まで一人で完遂しましたし、ICDやCRTDの植え込みまで第一術者として治療が出来るように教育して頂けました。
手技だけでなく、教育面も充実しており、病棟でのラウンドディスカッションや学会発表、学術雑誌への投稿の機会まで頂きました。チームの年齢も若く、疑問があっても相談しやすく、チャンスの多い環境だと思いますので、不整脈に興味がある方にお勧めします。
杉村 和宣
EVT(末梢血管治療)チーム
仙台厚生病院 循環器内科 末梢血管部門では上下肢の動脈、透析シャント、腎動脈や腸間膜動脈などあらゆる血管疾患を治療することを目標にしております。症例数は右肩上がりです。2021年が始まったばかりですが、1月の症例数は過去最高になりました。
現在、専門医2名がカテーテル治療を担当しており、レジデントや常勤スタッフと一緒に血管内治療 (EVT) をしております。EVTの修練をしたい先生、ぜひ我々と一緒にお仕事をしませんか?カテーテル治療の習熟のみではなく、血管疾患のオールラウンダーとしての全身の動脈疾患の見方、重症虚血肢の創傷ケアなどしっかりご指導いたします。学会発表や論文執筆に関しましても、誠心誠意、サポートいたします。
堀江 和紀
EVT研修を行っている 岡田 寛正 医師にインタビューしました。
仙台厚生病院循環器内科専攻医の岡田 寛正と申します。初期研修は静岡県の静岡県立総合病院で行いました。
仙台厚生病院の先生方に丁寧なご指導していただき、素晴らしい環境の中で様々な症例を経験することができ充実した日々を送っております。やりがいを感じるとともに責任を持って診療することができ、地域の患者さんに還元できるように努力する毎日です。
EVTチームでは堀江先生、田中先生をはじめとするチームで診療を行っており、カテーテルによる血管内治療を中心に創傷管理、全身管理といった専門的な治療を積極的に行っています。半年間の研修の間で、比較的単純な狭窄病変に対する症例では術者をするまで教育していただきました。レジデントの意見を尊重しながら指導をいただけるので、主体的に考え治療していけるような研修を受けることができています。
プライベートでも上級医の先生にランニングや食事へ連れて行って下さり、楽しく過ごすことができています。
カテーテル治療の手技はもちろん、カンファレンスや病棟回診で上級医から手厚いフィードバックが得られる環境です。当院に興味のある先生はぜひ一度見学にお越し下さい。スタッフ一同お待ちしております。
岡田 寛正
SHD(構造的心疾患)チーム
SHD (構造的心疾患)チームは国内でもトップクラスのハイボリュームSHDセンターです。TAVIは年間約250例、MitraClipは約100例、他にも左心耳閉鎖、心房中隔欠損(ASD)閉鎖、動脈管開存(PDA)閉鎖、卵円孔開存(PFO)閉鎖などのデバイス閉鎖を数多く行なってます。その他にもclassicalな僧帽弁狭窄症に対するPTMC、閉塞性肥大型心筋症に対する経皮的中隔焼灼術なども行います。特殊という認識が強くなりがちなSHD治療ですが、我々の目指すところは標準化ですので、皆が術者を行います。そのためにしっかりとチームカンファを行い、治療計画をたててカテーテル手術に臨みます。東北全域から治療困難症例が集まってくるため多くの経験を積むことができます。多彩な能力をもった医師が集まりますのでアイディアが豊富に生まれ臨床研究につながります。先生方には、多くの研鑽を積んでキャリアアップにつなげて欲しいと願っています。
多田 憲生
獨協医科大学の廣瀬 優 医師に2年間のSHD国内留学を終えてインタビューしました。
2020年10月から2022年9月までの2年間、仙台厚生病院 循環器内科に国内留学をさせていただきました。SHDチームに所属し、TAVI、MitraClip、左心耳閉鎖術などの治療に携わり、どっぷりSHDに浸かる日々でした。この2年間でTAVIは100例近く執刀させていただき、短期間で指導医(SAPIENシリーズ、CoreValveシリーズ)を取得することができました。MitraClipや左心耳閉鎖術、心房中隔欠損閉鎖術などは仙台厚生病院に来て初めて術者として治療させていただき、今後に繋がる有益な経験であったと感じています。SHD以外にもPCIやペースメーカー植え込み術など非常に充実した時間を過ごすことができました。コロナ渦でありなかなか外出はできませんでしたが、東北の自然や歴史に触れたり、野球観戦をしたりと満喫はできたと思います。また、この留学期間に多田先生をはじめとした多くの先生のご尽力で英語論文も出すことができ、学術面でも非常に貴重な経験をさせていただきました。
今後は栃木県の獨協医科大学病院に戻り、引き続き虚血、SHDの治療に励んでいきます。この2年間の経験を活かし、栃木県の医療を発展させられるように頑張りたいと思っております。
最後に国内留学を快く受け入れていただいた仙台厚生病院、循環器内科科長である多田先生に深く感謝致します。改めて、仙台厚生病院は自分のやりたいことを思う存分できる環境で、キャリアアップ、自分の可能性を高められる場所であると思います。このメッセージが国内留学、研修を考えている先生方の少しでも参考になれば幸いです。
廣瀬 優
心エコー & 心不全チーム
当院では年間、経胸壁心エコー約15000件、経食道心エコー約500件の検査を行っています。経胸壁心エコー検査では、虚血性心疾患、弁膜症、先天性心疾患、心筋症など多岐にわたる症例を経験可能です。経食道心エコーも、血栓チェック、左心耳評価、弁膜症、心房中隔欠損症などの先天性心疾患など多岐にわたる症例が経験できます。
特に、近年注目されているSHD治療では、当院は国内トップクラスの治療件数を誇っており(TAVI、Mitra Clip、左心耳閉鎖、心房中隔欠損閉鎖術、PFO閉鎖術、PTAV、PTMC、PTSMA)、術前術後の経胸壁心エコー評価のポイント、術中の経食道心エコー検査についても多く経験できると思います。心エコー専門医や、SHD心エコー図認証医取得のための症例も収集しやすいと思います。症例豊富な施設での経験を積むことで心エコーのエキスパートを目指しましょう。
また、当院では急性冠症候群や劇症型心筋炎などの重症心不全から、心不全リハビリテーション、慢性期地域連携まで積極的に関与することで充実した診療・研修をすることができます。CCUでは心原性ショックに対して経皮的補助循環(IMPELLA、VA-ECMO、IABP)を用いた集学的治療を主治医と共に行うことで、退院後を想像した急性期治療を心がけています。また、体外式人工心臓(VAD)も使用可能であり、心臓移植、植え込み型補助人工心臓以外の心不全治療は可能な環境で、臨床センスを磨けます。
在宅診療が必要な患者さんには、充実したカンファランスで慢性期療養体制を築き、心不全再入院を抑制するためのシステムも経験することができ、まさに「救命」し「独歩退院」する喜びを共感できる高度な治療が可能な施設です。心不全診療を一緒に極めましょう。
宗久 佳子
土岐 祐介
施設認定
- 日本内科学会認定医制度教育病院
- 日本循環器学会循環器専門医研修施設
- 日本心血管インターベンション治療学会研修施設
- ステントグラフト実施施設
- 日本超音波医学会認定超音波専門医制度研修施設
- 日本不整脈心電学会認定不整脈専門医研修施設
- 浅大腿動脈ステントグラフト実施施設
- 日本集中治療医学会専門医研修施設
- 下肢静脈瘤に対する血管内焼灼術の実施基準による実施施設
- 経皮的僧帽弁接合不全修復システム実施施設
- 経カテーテル的大動脈弁置換術指導施設
- 成人先天性心疾患専門医連携修練施設
- 左心耳閉鎖システム実施施設
- IMPELLA補助循環用ポンプカテーテル実施施設
- 経皮的動脈管閉鎖術施行施設
- 経皮的心房中隔欠損閉鎖術施行施設
- 潜因性脳梗塞に対する卵円孔開存閉鎖術実施施設
新任医師および専攻医の声
前田 真歩 (専攻医、2018年弘前大学卒)
仙台厚生病院 循環器内科 後期研修医の前田真歩と申します.弘前大学を卒業後,初期研修を青森県の青森市民病院で行いました.
以前より循環器内科診療を専門にしたいという思いがあり,2020年4月から仙台厚生病院で循環器内科 後期研修医として勤務しています.
当院は全国有数のハイボリュームセンターであり,ほかの病院では経験できないような貴重な症例を経験できます.また症例数が多く,比較的早期から冠動脈インターベンションのオペレーターとして経験を積むことができます.
また様々な出身大学の先生が勤務されており、出身大学に関係なく仕事ができるのも魅力の一つです.和気藹々とした環境で,ある時には突然の星空ツアーもあります.2020年には寒風山から最高の彗星を見ることができました.
循環器疾患に興味のある方は是非見学にいらしてください.