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先輩医師からの言葉

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 仙台厚生病院心臓血管センター循環器内科での後期研修
  西願 誠/心臓血管センター 循環器内科

 仙台厚生病院で循環器後期研修を行う主なメリットを3つ、お伝えしたいと思います。
 
 当院では循環器領域の様々な分野の治療が豊富であり、若い年代からカテーテル治療のオペレーターを務めることができます。日本には多くのhigh volume centerが存在しますが、3年目からオペレーターを務めることができる病院は多くありません。私は循環器内科医として、急性冠症候群を代表とする心臓疾患に対し、first touchから退院まで適切に対応できることが最低限必要だと考えています。当院では比較的若い間にそれを達成することが可能です。

 また2015年には、これまでのものを体系化した「循環器内科ローテションプログラム」が作られました。これに添って冠動脈のカテーテル治療をベースにしながら、4ヶ月毎にstructure heart disease部門・末梢血管部門・不整脈部門・心臓超音波検査部門・心臓リハビリテーション部門等をローテンションしていきます。ある一定の期間、その分野に集中することにより、効率良く知識と技術を習得することができます。また能力が特定の分野に偏ることがないので、循環器内科医としての総合力の向上にも繋がります。

 最後に、日本で働くには資格が、海外で働くには論文が重要とされると思います。他の病院では症例数が少ないため難しいですが、仙台厚生病院ではほぼ後期研修の3年間でCVIT認定医を獲得することができます。またその他の資格に関しても、個々の努力に応じて取得が可能です。さらに当院には研究顧問の先生が定期的に来院するので、論文を指導して頂くこともできます。このような恵まれた環境の中で、病院全体として積極的に論文を発表しようという流れができています。日々臨床能力に磨きをかけながら、病院の知見を日本や世界に発信することも可能です。

 初期研修は病院のプログラムがあり、なかばレールの上に乗って進んでいきますが、後期研修からは自分で自らの将来をデザインしてかなければなりません。手技の鍛錬を積みたい、循環器内科医として総合力を高めたい、日々新しいことに挑戦したいなど、色々な思いで後期研修先をお探しかと思いますが、やる気さえあれば、当院では皆さんの夢を実現することができると思います。

 このコメントを見てくださったのも何かの縁です。まずは気軽に見学へお越しください。また卒後年数は一切問いませんので、卒後何年目の先生でも大歓迎です。今後、多くの先生方と共に働けることを楽しみにしています。

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 留学報告
 松本 崇/心臓血管センター 循環器内科

 私は東北大学を卒業後、2006年4月に初期臨床研修医として仙台厚生病院に採用され、2年間の初期臨床研修後は循環器内科の後期研修医として研修を行い、2011年8月からロサンゼルスのCedars-Sinai Medical Center (CSMC)にResearch Fellowとして留学しています。

 CSMCは歴史のある病院で、Swan-Ganzカテーテルの開発者であるWilliam Ganz先生とJeremy Swan先生、そしてForrester分類のJames Forrester先生が有名です。CSMCは常に全米で臨床・研究共にトップクラスの成績を上げていますが、現在、私の所属するInterventional Cardiology Labでは特にStructure Interventionに力を入れています。

 Structure Interventionとは弁膜症や心房中隔欠損症・心室中隔欠損症といった心臓の構造的疾患を対象としたカテーテル治療です。やっと日本では心房中隔欠損症や大動脈弁狭窄症に対するカテーテル治療が始まりましたが、アメリカでは僧帽弁閉鎖不全症・心室中隔欠損症・肺動脈弁狭窄症など様々な疾患を治療しています。


 カテーテル治療は非常に侵襲の少ない治療法で、もちろん患者さんは手術日に歩いて病院に来られ治療後も歩いて退院していきます。入院期間は2〜3日程度です。現在、日本ではStructure Interventionの適応疾患が限られているため、患者さんには外科手術もしくは薬物療法の2つしか選択肢はありません。第3の選択肢であるカテーテル治療を患者さんに提示できるようになることは医師としてとても嬉しいことですし、そして、それを学ぶことができる環境に自分がいることは非常に貴重で有意義な経験だと思っています。


 CSMCのあるロサンゼルスは温暖な気候で綺麗なビーチもあり、周辺にはユニバーサルスタジオやディズニーリゾートなどのテーマパークもあります。また、ヨセミテ国立公園、グランドキャニオンやセドナなども車で旅行に行ける距離です。私自身も夏休みにヨセミテ国立公園に遊びに行きましたが、日本では決して見ることのできないスケールの大きな景色に圧倒されました。

 また、今年の3月には留学生仲間とLA Marathonに参加し、初めてのフルマラソンを経験しました。このように、仕事はもちろんですが海外で生活することは自分の人生において明らかに一つの大きなアクセントになっています。


 以上、ロサンゼルスでの留学生活を書かせて頂きましたが、これを読まれている大部分の先生は研修医の先生と想像しています。おそらく研修先や留学先を決めるにあたって、この留学報告にたどり着いたのではないかと思います。私は仙台厚生病院で初期研修医として働き始め、循環器内科後期研修医を経て現在に至りますが、とても充実した恵まれた経験ができていると感じています。この留学報告が先生方の一つの参考になれば幸いです。

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 仙台厚生病院心臓血管センター循環器内科での後期研修
 筬井 宣任/心臓血管センター 循環器内科

 初期臨床研修時に、虚血性心疾患や不整脈疾患の治療に興味を持ち、循環器内科を専攻することに決めました。中でも「インターベンションの領域に早くから携わりたい」と考え、虚血性心疾患、不整脈疾患、末梢動脈疾患と幅広い領域の治療に力を入れており、尚且つそれら疾患に対する治療の大きな柱であるインターベンションの症例数が多く、後期研修の時期から技術的、学術的に多くの症例を経験可能な仙台厚生病院での研修を希望しました。実際に、後期研修開始から早くも数年が経過しましたが、日々豊富な症例を経験し、充実した研修が出来ていると感じています。


 仙台厚生病院での研修の魅力はいくつかありますが、ひとつは「レベルの高い最先端医療に早くから接することができ、実際にカテーテルを握り主治医として治療に参加出来ること」です。後期研修に熱心な施設でも、早くから術者として施行出来る施設はそう多くはないと思います。

 仙台厚生病院では、早い段階からカテーテルに触れる機会に恵まれ、上級医の指導の下で日々多様な症例を経験し、順調に行けば研修開始1年までにPCIの術者になることも可能です。研修を重ね、上の学年になるにしたがって、実際に術者として経験できる症例・手技も増えていきます。


 また、「循環器疾患のほぼ全てを幅広く扱っていることにより、各分野のスペシャリストが上級医・指導医として在籍していて、それぞれ非常に専門性が高いこと」も仙台厚生病院ならではの魅力です。故に他院にコンサルトすることなく、院内で全ての循環器治療を完結することが可能です。虚血性心疾患に対する冠動脈インターベンションはもちろんのこと、

  • 不整脈疾患に対するペースメーカー(植込型除細動器)植込やカテーテルアブレーション
  • 末梢動脈疾患(下肢動脈、腎動脈、頸動脈 等)に対するインターベンション
  • 重症心不全に対する心臓再同期療法
  • 先天性心疾患や心臓弁膜症に対するカテーテル治療(重症大動脈弁狭窄症に対する経皮的大動脈弁形成術、心房中隔欠損症に対するアンプラッツァー閉鎖栓を用いた閉鎖術)

…など多岐にわたり、全てが充実しています。

 各分野には著名な医師が多く在籍しており、そのような上級医の下で最先端の医療に触れることはやはり非常に贅沢なことです。心臓血管外科のサポートも十分で、院内で全てが完結できるということは、一つ一つの症例を最後まで経験することが出来るということであり、非常に勉強になります。

 そういったひとつひとつの症例をフィードバックし、次の症例に生かすことも医師として重要なことですが、経験がなければ治療方針の幅も広がりません。ここ数年で経験した多くの症例により、医師としての視野が広がり、患者に適切な医療を提供する上で、選択肢の幅が広がりました。


 さらに、市中病院でありながら大学病院のように関連施設も豊富であり、現在はみやぎ北部循環器科(宮城県大崎市)、みやぎ東部循環器科(宮城県東松島市)、気仙沼市立病院(宮城県気仙沼市)、三友堂病院(山形県米沢市)などをローテートする研修システムもあります。自分もいくつかの施設で研修を終えましたが、地域医療の実際や役割を学ぶ機会となりました。

 医局員が多く在籍していることで、日々の診療だけではなく、学会活動や後期研修医への教育面でのバックアップが整っていることや、当直体制をはじめとした医師のQOLに対しても十分に配慮出来る体制にありますので、循環器内科医としての初めの一歩を踏み出す施設として不足はないと思います。


 最後になりますが、各種疾患の治療にあたる上で、より多くの治療選択肢を提示でき、尚且つ患者・家族に納得頂けるような、適切で安全な医療を提供していきたいと思っています。そのためには多くの経験が必要ですし、技術の向上も不可欠です。今後も当院の研修で経験を積み、それらを達成できるよう日々精進したいと考えています。

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 循環器内科のアピールポイント
 水谷 有克子/心臓血管センター 循環器内科

 私は都内大学病院で初期臨床研修終了後、当院で後期研修を開始しました。縁もゆかりもない東北の地でしたが、当院での研修を希望したのは循環器疾患のあらゆる分野でトップクラスの質と症例数を誇ること、かつ、その治療に術者として早くから経験ができるためでした。

 実際、当院で研修を開始し、虚血性疾患・不整脈・構造的心疾患などに対するインターベンション、また、重症心不全・大血管疾患の管理等、多くの疾患の治療経験を得ています。その経験は、患者への最適な医療の提供につながるだけではなく、自身の循環器内科医としての将来を見据えることにもつながります。


 私も当院での研修を通して、構造的心疾患に対するインターベンションを海外で学びたいと考えるようになり、幸いにも、その機会に恵まれることになりました。これまで当院はLos AngelesのCedars-Sinai-Medical Centerに5 名の留学生を輩出しており、その先生方が残された偉大な業績と、留学を最大限にサポートしてくれる上級医により与えて頂いた機会です。当院で研修を開始する前までは、このように高いモチベーションを持つことができるようになるとは私自身も想像してもおらず、大きく成長していると実感しています。


 High Volume Centerは数ありますが、早くから術者として多くの経験ができ、また、各々の目標に対しそれを最大限にサポートしてくれる環境は、当院の他にはないと思います。初期・後期研修の先生方はもちろん、他施設で経験を積まれた先生方にも更なるステップアップが可能であると考えます。

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 呼吸器内科のアピールポイント
  齊藤 亮平/呼吸器センター 呼吸器内科

社会人として、医療人として大学卒業後を振り返る

 まだ記憶に新しい「東日本大震災」、私が医師免許を取得し医療人として社会に出たのはあの大震災の3週間後です。都市ガスの開栓が復旧せず自宅マンションではお湯が出ないまま始まった初期研修医時代、そこから現在に至るまで一貫して当院で研鑽をつんでいます。大学卒業時には社会常識の全くなかった少年も、この5年足らずの歳月で社会人・医療人としての常識や良識を少しずつ身につけて、少なからず患者さんやその家族の方へ貢献できるようになってきたと思いたいところです。

 呼吸器内科で経験する疾患には、肺癌や間質性肺炎など根治や救命が難しい疾患や、高齢者の重篤な敗血症などmiserableな症例が多いのが現状です。他科と比較し、患者さんの死に携わることが多いと考えられています。私は医師の仕事を大きく「vital」と「function」の2つに分類し、眼科や耳鼻科、整形外科疾患の多くは「function」であり、循環器内科や心臓血管外科の病気は「生死」を扱う「vital」と定義しています。大学卒業時点では呼吸・循環・代謝を扱い救命につなげる「vitalを診れる医師」、集中治療医が目標でした。その目標は現在でも変わることはありませんが、変化した意識もあります。それは「救命・根治=成功、患者さんの死≠失敗」ではないという考えです。分子標的治療薬や免疫療法の開発により、近年目覚ましい進歩を遂げている肺癌の分野ですが、進行肺癌の予後は依然として悪いのは周知のとおりです(stageWに至っては1年生存率で50-60%程度)。死に直面した患者さんに対して医学的に供給できることは少ないかもしれません、しかしそこに至るまでの時間を作り、日常生活の質を落とさないこと、患者さんの置かれている現状(年齢や家族の有無、仕事など)を考慮しながら治療選択をすることで私達呼吸器内科医が存在する意義があるのではないかと、自分に言い聞かせながら診療にあたっています。数多くの患者さんの死にふれ、絶望することもありますが現在も心折れることなく診療を続けられるのは、患者さんやその家族からの「信頼」を実感できる瞬間が多いことに起因します。「共闘:共に闘っていく」その信頼が私を医療人としてのみならず、社会人としても成長させてくれています。

 当院呼吸器内科は上級医の先生方の功績のおかげで、多くの臨床試験(グローバル試験も含む)や治験に登録が可能な施設となっています。医術の面でもガイドライン作成などの一翼を担っていると自負しており、学会活動への参加も大学病院のそれに引けをとることなく希望する医師には多くの機会が与えられます。私は今年、オーストリアで開催される、欧州臨床腫瘍学会で発表の機会を与えていただきました。当然ながら学ぶことや勉強すべきことも多く、辛いこともありますが、当院独自の当直体制のおかげでプライベートの時間も確保されています。復興のシンボル、希望の星であるJリーグ「ベガルタ仙台」の熱狂的サポーター(もちろん年間パス所持者です)である私は、上司や同僚の理解のもと今シーズンは全てのホームゲームに参加しています!

 このようにして、「選択」と「集中」から「世界に通じる最高峰」を目指し毎日を過ごせるのはとても幸せなことです。皆さんも是非、ここ仙台・杜の都から世界中を照らしましょう。俺達と共に Ready Go!!

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 呼吸器外科のアピールポイント
 後期研修医/呼吸器センター 呼吸器外科

・国内有数の手術症例数、手術経験数
 ⇒経験を積むことでしかできない外科医としての成長

・後進医師育成に熱心な、専門医の存在
 ⇒「見ているだけ」でなく「実際に行う」教育

・全国的に有名な医師の定期的な来院

・夜間・休日は当番制を決めることにより、ゴルフやスキー、テニスなど各々の趣味を楽しむことが可能

・四季折々の楽しみがあり、適度に都会で、生活する上では非常に住みやすい「仙台」という土地

・独身医師、既婚医師いずれにも対応する宿舎の存在(広い1LK・広い3LK)

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 消化器内科での後期研修
 中條 恵一郎/消化器センター 消化器内科

 当院消化器内科で働く魅力・醍醐味は、消化器内科医としての通常の外来・病棟・内視鏡業務に留まらず、確かな診断力・高度な治療技術をもつ上級医の先生方から直接指導をうけられること、また間近で実際にその手技を見て吸収できる機会に恵まれていることだと感じています。


 自分で勉強し考えることはとても大切なことですし、成長するためにはこれを避けては通れません。しかしそのような努力に加えて、さらに自分の研修に付加価値をつけるためには、一流の診断力・技術力に間近で接して毎日触れることがとても大切ですし、それによって自分の成長も格段に早まるのだと考えています。そしてこれらが可能な場所が仙台厚生病院消化器内科なのです。


 ほんの一例をあげるとすれば、早期胃癌の拾い上げ診断・質的診断、および内視鏡治療、また大腸内視鏡検査の挿入法でしょうか。これらは消化器内科医であれば誰しも身につけなければならない必須の診断力・技術力でありながら、これまではこれらの基本をおろそかにしていた部分もありますが、当院では確かなものを学ぶことができます。


 具体的には、NBI併用拡大観察をはじめとする院内の内視鏡勉強会では、先輩方から厳しい言葉を頂きながらも、読影の基礎を教わっています。また、胃ESDにおいては、自分が当院に着任してからの1年間で、上級医が助手についてくれたうえで、18例で術者をさせていただき、技術も確実に進歩していると実感しております。


 当科での研修は、本物を身につけるためのヒントに満ちていますし、最先端の医療ができるチャンスが拡がっていると感じています。興味を持ってくれた方はぜひ一度見学にいらしてください。お待ちしております。

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 消化器内科での後期研修
 二瓶 公佑/消化器センター 消化器内科

 仙台厚生病院・消化器内科で後期研修を始め、日々一つ一つ階段を昇るように自分ができることが増えていくのを実感しています。


 私がこの病院に来たときは消化器内科医としては一年目であり、内視鏡検査は殆ど出来ないに等しく、知識・技術ともに大きな不安を持っていました。しかし各分野でトップレベルの上級医の先生方からいつでも非常に丁寧な指導を受けることができ、また消化管・肝胆膵と全ての症例を万遍なく受け持つことができるため、内視鏡検査に限らず内視鏡治療、超音波検査、種々の穿刺手技など、幅広い知識技術を日々学ぶことができています。

 積極的に検査治療を自分の手で、早い段階から行うことができることは、非常に大切なことだと感じました。新しいことに挑戦する環境があるため、より精進しようとモチベーションの向上につながっています。


 また、消化器内科は17人の大型チームですが、非常に仲が良いため人間関係のストレスは感じることがありません。これは仕事を続ける上では小さくない重要なことで、日々の診療に集中することができるため、患者さんへ最善の治療を提供することができるようになると思います。


 休暇については代休というシステムがあり、交代で祝日出勤するかわりに、好きな日に休みを取ることが可能で積極的に活用する体制ができているため、休めない・過酷という印象はありません。


 非常に忙しく過ぎていく毎日ですが、充実した後期研修と感じています。一人一人の患者さんに最善の医療を提供することを第一に、日々精進していこうと思います。

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 消化器外科での後期研修
 池田 知也/消化器センター 消化器外科

 初期研修終了の後、数多くの手術を経験したいという希望があり当院での後期研修を開始いたしました。現在、当院での後期研修3年目を迎えましたが、段階に応じた手術の執刀を指導医のもと数多く経験させていただいています。平成23年度、1年間の執刀数を挙げると、下記の様になっています。


胃切除術 23件(胃全摘6件、幽門側15件、残胃1件、部分切除1件)
大腸・直腸切除 36件
Hartmann手術 4件
肝切除 2件
胆嚢摘出術 35件(開腹3件、腹腔鏡下32件)
虫垂切除術 16件
ヘルニア根治術 12件
その他 23件
合計 151件

 消化管の手術はもちろんのこと、一般病院でありながら肝胆膵の手術数も豊富にあるのも、当院の特徴です。指導医が執刀する高難易度手術にも助手として参加でき、間近に高難易度手術の経験を多くさせて頂いています。また、胃・大腸癌の腹腔鏡下での切除症例数も年々増加しており、鏡視下手術を専門とする指導医のもと、鏡視下手術の経験も十分にできています。消化器内科・腫瘍内科の高レベルな診療のサポートもあり、消化器疾患に関しての総合的な診療を行う中で、日々、成長を実感しています。


 また、当直体制もしっかりと整えられており、夏休みもしっかりととることができます。旅行好きの私は1年目はイスラエル、2年目はイースター島への旅行をしてきました。今年の夏休みは、キリマンジャロ登山を計画しております。

 消化器外科を志し、On-offのしっかりした仕事を目指している方には、当科での研修を自信をもってお勧めいたします。

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 消化器外科での後期研修
 安田 将/消化器センター 消化器外科

外科医であれば誰しもが思うであろう「手術が上手くなりたい!」と。


では、どうすれば手術が上手くなれるのか………???


@手術をすること

A手術をみること

Bそれを続けること


この3つが出来れば手術は上手くなれるのではないかと私は考えます
そして、当院での後期研修ではこの3つが揃っていると思います。

@手術をすること

 手術が上手くなるためには、まずは自分で執刀することが、何よりも大事です。実際に執刀してみないと、手術の難しさはなかなかわかりません(上級医の先生がやると簡単そうに見えてしまう)。
 当院は消化器外科医師11名でありながら、年間900-1000例の手術を行うhigh volume centerであり、症例数に困ることはありません。また、5名の専修医が68%の手術を執刀しており、若手に執刀の機会が多く与えられているのも当院の特徴です。私の例を挙げれば、1年間に約150件の執刀を経験しています。卒後3年目の4月からアッペ、ヘルニアではじまり、5月には開腹結腸切除、7月にはラパ胆、12月には幽門側胃切除、卒後4年目の4月にはラパロ下結腸切除と早い段階から執刀の機会が次々と与えられ、指導医のバックアップのもと多くの手術を経験することが出来ています。次から次へと新しいニンジンが目の前にぶら下げられているため、モチベーションの低下は全くありません。


A手術をみること

 手術が上手くなるためには、上手い人の手術を見ることが大事です。初めに見た手術がその人の基準となるので、可能な限り上手な人の手術を若いうちから見たほうがいいでしょう。
 当院には肝胆膵高度技能医2名、内視鏡技術認定医1名、消化器外科専門医4名が在籍しており、質の高い手術を間近で見ることができます。具体的な例を2つ挙げると、1つ目は膵頭十二指腸切除術です。手術時間は4-5時間程度。メッツェンバウムを使って、肝門部のリンパ節をあっという間に郭清した後に、vessel loopで確保された肝動脈、門脈だけが綺麗に残る姿は圧巻の一言です。また、術者と助手の息のあった膵空腸吻合は一切の無駄がなく、数ミリの膵管に8本の糸が綺麗にかかります。もう1つは腹腔鏡下幽門側胃切除術です。手術時間はきっちり3時間。ほぼ超音波凝固切開装置1本で行われる膵上縁郭清は、ものの一瞬でリンパ節を根こそぎ郭清してきます。また、すべてが定型化しており、助手、スコピストも共通の認識で手術を行っているため、全くと言っていいほど無駄がありません。
 このように、日頃から上手い人の手術をみていると、そして上手い人に教わると、次第にそれが当たり前となってくるため、自然に上手い手術が身につくと思います


Bそれを続けること

 手術をすること、手術をみること、そしてそれを毎日続けることが大事だと思います。当院ではこれが否応なしに続きます
 消化器外科専用の手術室が2部屋あり、手術日は月〜金の週5日、1日3-4件の手術が予定されています(+臨時手術)。毎日手術室で手洗いし、術者、助手、鈎引きのいずれかに入ります。
 私の1週間のスケジュールを例に挙げてみます。
月曜日:腹腔鏡下右半結腸切除術執刀→腹腔鏡下十二指腸潰瘍穿孔修復術スコピスト(臨時)、火曜日:直腸高位前方切除術鈎引き→回盲部切除術執刀、水曜日:腹腔鏡下胆嚢摘出術執刀→絞扼性イレウス執刀(臨時)、木曜日:拡大肝左葉切除術鈎引き、金曜日:腹腔鏡下胆嚢摘出術執刀(臨時)
といったところです。これがほぼ毎週続きます。大変です。


このように、当院は手術が上手くなる条件に満ちています。
手術が上手くなりたい外科医の先生方、是非当院での研修を考えてみてはいかがでしょうか?

最後によくないところも1つだけ。
やっぱり忙しいと思います。
朝7時から病棟回診があり、日中はほとんど手術室、夕方には手術が終わりますが、その後に入院準備や退院準備などいろいろやっていると8時、9時になってしまうことも…。

それでも、充実した研修の中で、自分の思い通りに手術ができることもあり、日々成長を感じることができています。上級医の先生方も努力や成長を認めてくれて、多くの手術を任せてもらえるので、とてもやりがいを感じています。

「百聞は一見に如かず」。「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」。
もし、当院での研修に興味を持たれた先生方は、是非一度見学にいらしてください。
お待ちしています。

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