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後期研修 消化器外科

消化器外科 後期研修医募集について


募集人数 若干名
試験内容 面接、口頭試問
身分・待遇 一般財団法人厚生会規程による(詳細は相談)
募集期間 平成28年度採用は定員に達したため募集を終了しています。


診療科概要

山内 淳一郎

消化器外科主任部長
山内 淳一郎

外科医として、‘本物の力’を身につけることができます。


 「良い手術を見て、まず、それを真似ていくこと」、外科医としての力量は若いときに見た手術の質と経験手術数によって決まるといっても過言ではありません。逃げの手術しか見たことのない外科医は、結局、攻める手術を行うようにはなりません。当院の消化器外科では手術適応、術後QOLを十分に考慮しつつ、良質の手術、あきらめない攻める手術を提供することを目指し、実践しています。


 消化器外科手術の基本である胃癌、大腸癌に対する手術は、2015年胃癌150件、大腸癌230件であり、東北地方はもとより全国でもトップクラスの手術件数です。後期研修医の皆さんには、まず胃癌、大腸癌に対する定型的な手術を習得し、消化器外科医としての基礎を固めて頂きます。消化器内科での内視鏡治療の適応外である早期胃癌、大腸癌の症例に関しては、ガイドラインに準拠しつつ積極的に腹腔鏡下手術を行っています。胃癌、大腸癌に対する腹腔鏡下手術は年々増加しており、腹腔鏡下胃切除術は年間80件、腹腔鏡下大腸切除術は120件に達する件数となっています。

 術者の力量、経験がその治療成績に顕著に反映される肝胆膵領域の悪性腫瘍手術が豊富なことも、当院消化器外科の特徴です。肝胆膵外科学会高度技能医1名高度技能指導医2名が中心となり、年間100例近くの肝胆膵悪性腫瘍手術を行っています。手術適応のある局所進行癌症例に関しては徹底的かつ合理的なリンパ節郭清、他臓器合併切除等に加え、必要があれば心臓血管外科とのコラボレーションの下、主要動脈、大血管の合併切除再建も併施しつつ、あくまで根治切除を目指し、攻めの手術を実践しています。


 また、当院は全国有数の心臓血管センターを有しているため、冠動脈ステント留置例、低心機能症例など、心血管系の重篤な合併症を有する症例の手術が稀ではありません。麻酔科、循環器内科との密接な連携の下、他の施設ではなかなか経験することのできない術中術後管理のテクニックを習得することが可能です。


 全国レベルの専門医が揃う消化器内科、病理医と連携し、東北にとどまらず日本有数の消化器センターを目指して日々邁進しています。スペシャリストを目指す、意欲ある若い研修医の皆さん、ぜひ仙台厚生病院の消化器外科チームで一緒に働きましょう!

 ・消化器外科「指導スタッフ」
 ・消化器外科「治療実績と症例数」


診療科の特徴とアピール点

 当院の消化器外科は消化器外科領域の手術の殆どを手がけており、特に胃がん、大腸がんに対する腹腔鏡下手術、肝胆膵外科手術を得意分野としています。これらの領域では圧倒的な症例数を誇っています。

 高度な知識や手術技術を要するこれらの分野の手術を経験することは、他の領域の疾患に対する手術適応の考え方や手術の進め方、そして手術技術を学ぶ上でもとても参考になります。豊富な症例の経験と指導医の適切なアドバイスにより卓越した外科医を育成することが我々の目標です。

研修の目的

 消化器外科学の基礎を身につけ、広い視野で疾患をとらえる目を養うとともに、外科医としての人間性と卓越した手術技術を身につけること。

一般目標

1. 術前検討会に参加して治療方針の決定に携わり、指導医とともに患者の接遇、治療に参加する。

2. 医の倫理に配慮し、外科診療を行う上での適切な態度と習慣を身に付け、外科の臨床的判断能力と問題解決能力を修得する。

3. 指導医の指導のもとに手術を行い、外科的基本手技を修得する。

4. 高難度手術、術前合併症を有する手術に参加し、積極的に術後管理を行うことによって、より専門性の高い消化器外科の一端を体験する。

行動目標

 外科的基本手技と外科学に対する基本的な考え方を体得します。後期研修では、実際に責任を持って担当医として患者と接し、指導医の指導の下に手術を担当します。周術期管理はグループ診療を行うことにより、すべての患者の周術期管理に参加して、あらゆる状況、合併症に対処できる知識、技術を身につけます。

 研修医が実際に行う手術は、難易度の低い手術から、技術の習得につれ順次、難易度の高い手術を修得するようにします。外科学会専門医の資格取得を最初の目標とし、さらに研鑽を積むことで消化器外科学会専門医、内視鏡外科技術認定医、肝胆膵外科学会高度技能医などのサブスペシャリティー資格も取得することが可能となります。

研修概要

 研修医は指導医の下で病棟診療を担当します。消化器内科と連携し,消化器疾患全般の診察法(病歴聴取、理学所見、カルテ記載等)、検査方法(レントゲン検査、内視鏡検査、超音波検査等)、治療法(消化器一般外科手術、インターベンション等)を学びます。

 毎週月曜日および木曜日の午前8時から、消化器内科との術前カンファランスに参加し、手術適応の判断、手術術式の選択についての考え方を学びます。毎週火曜日には病棟スタッフとのミーティング、毎週金曜日午前8時からは消化器外科のミーティングがあり、抄読会や症例検討会を通して消化器外科疾患のプレゼンテーションを理解します。

 研究会、学会にも積極的に参加し研究発表の基礎を学びます。手術は入門的外科手術(鼡径ヘルニア根治手術、虫垂炎手術など)から中難易度手術(胃切除術、大腸切除術など)まで、指導医の下で技量に応じて段階的に執刀を行います。研修が進んで技術や考え方が向上すれば、肝切除術や膵切除術、胆道手術、腹腔鏡下胃、大腸切除術などの執刀が可能となります。

週間スケジュール

  午前 午後
消化器外科内科合同カンファレンス
病棟回診
手術
手術
病棟回診
病棟回診
手術
手術
病棟回診
病棟スタッフミーティング
病棟回診
手術
手術
病棟回診
消化器外科内科合同カンファレンス
外来
病棟回診
手術
手術
病棟回診
病棟スタッフミーティング
消化器外科抄読会
症例検討会
病棟回診
手術
手術
病棟回診

専門医等取得関連

  • 日本外科学会専門医
  • 日本消化器外科学会専門医
  • 日本消化器病学会専門医
  • 日本内視鏡外科学会技術認定医
  • 日本肝胆膵外科学会高度技能医

施設認定

  • 日本外科学会専門医制度認定施設
  • 日本消化器外科学会専門医制度関連施設
  • 日本消化器病学会専門医制度認定施設
  • 日本肝胆膵外科学会高度技能医修練施設A

当院で得意としている肝胆膵手術例


肝細胞がんに対する超音波誘導下系統的亜区域切除術
肝切除の基本は系統的切除である。
小範囲の切除でも超音波誘導下に系統的切除を行うことを心がけている。

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門脈切除再建先行拡大肝右葉切除術
肝門部胆管がんの根治手術には高度な手術技術が要求される。
当院では新しい手術術式も駆使して、症例に応じた適切な手術を行い、良好な成績をあげている。

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膵頭部がんに対する 膵頭十二指腸切除術
膵頭部がんでは門脈、上腸間膜静脈への浸潤がしばしば見られるが、積極的に切除再建を行い、切除率および切除成績の向上を目指している。

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膵頭部がんに対する拡大郭清を伴う膵頭十二指腸切除術
神経叢浸潤やリンパ節転移のために拡大郭清を要する症例がある。
症例に応じて、必要があれば拡大郭清を行うこともある。

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膵体尾部がんに対する腹腔動脈幹合併膵体尾部切除
膵体尾部がんでは,脾動脈や総肝動脈、そして腹腔動脈への浸潤が見られる切除不能となることがある。 また、それらの動脈周囲の神経叢への浸潤もしばしばみられるため、腹腔動脈幹を合併切除する膵体尾部切除が最も根治性の高い手術と考え、標準術式として採用している。

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完全鏡視下幽門側胃切除術
鉗子類を挿入する約5mm〜10mmの皮切の他は皮膚切開することなく、全ての操作を鏡視下におこないます。切除した胃は臍の小さな傷から取り出します。創痛も少なく、整容性にも優れています

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     δ吻合                   リンパ節郭清後の術野

その他の得意な手術
心臓血管外科との共同による肝臓がん手術など 
    右心房内腫瘍栓を有する肝細胞がんに対する高度低体温/循環停止下拡大肝左葉切除術
  (2010/11/12施行 国内初・読売新聞)


施設・機器

 ・消化器外科「医療設備」
 ・消化器外科「先進医療への取り組み」



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